QUIZ!!
下の2つのデバイスのアイダイアグラムを見て、どちらのデバイスの方が良いデバイスだと思いますか?
  
↑デバイスA  ↑デバイスB
恐らく多くの方は、「デバイスA」とお答えになったのではないでしょうか。
Bの方は立上り・立下りのエッジが太いし、これはジッタが大きいせいだ。その点、Aはエッジは比較的細いし、Bに比べて、開口率が良い。故にいいデバイスはA、と。アイダイアグラムだけを見て判断する場合、この答えでも間違いではありません。ですが結論から言えば、いいデバイスはBなのです。
デバイス評価において、アイダイアグラムだけでは不十分です
一般にアイダイアグラムは、10E-4(3σ)程度の信頼性しかありません。そして、アイダイアグラムにおいて、エッジが太くなるのは、DJ(確定的ジッタ)の大きさに因ります。ですが、TJ(トータルジッタ)=DJ+nRJ(n:信頼性)という式で表されるように、ジッタは、大きく分けてDJ(確定的ジッタ)と、RJ(自然的ジッタ)で構成されています。
そのデバイスが大きなRJを持っていた場合、高い信頼性における評価になればなるほど、TJの値は大きくなってしまうわけです。
高信頼性のデバイス評価
上のデバイスを、今度はそれぞれのBERT測定に基づいたバスタブカーブで見てみましょう。最近のPCI Expressといった高速デバイスの評価においては、10E-12(14σ)以上の高信頼性の評価が求められています。以下のバスタブカーブで見てみると、デバイスAの10E-12での開口率は、Bに比べて悪いことが分かります。これはデバイスAが、大きなRJを持っている為、信頼性が高まるほど開口率が悪くなっていく事を示しています。
(10E-4あたりでは、双方の違いはほとんど分かりません。)つまり、高信頼性のデバイス評価においては、デバイスBの方がTJが小さく、結果良いデバイスといえるのです。
↑デバイスA  ↑デバイスB
しかし、10E-12という高信頼性のデバイス評価を従来のBERTで行うと、10の12乗という膨大なサンプルが必要であり、それに要する時間はとてつもなく大きなものとなります。
ですが、ウェーブクレストのTailFitアルゴリズムは、ジッタをコンポーネントレベル(DJ,RJ,DDJなど)までに分解し、より精度の高いデバイスの評価・解析が、短時間で可能となります。
200m/secというプロダクションに対応するレベルで、PCIEといった高速IFのコンプライアンステストが可能となっているのです。
是非お使い下さい
このTailFitアルゴリズムは、業界標準として認められており、10E-12またはそれ以下のBERでデバイスやシステムの性能を正確に予想することができます。ご利用頂くことで、長期間の信頼性と製品のインターオペラビリティを保証いたします。
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